有明菫

春を伝える清楚なスミレ。花びらに紫の筋が入るところが、清々しく感じる有明菫(ありあけすみれ)。花色が白色から淡い紫色まであるところから、有明の空に見立てたことに名の由来があります。花の時季の細長い葉がすっきりとして楚々とした花の風情を引き立てます。

白色の和紙を取り合わせた花びらに、筋を描き入れました。作品の高さは鉢を含めて7cmほどの大きさに表し、1.5cm角の陶器の鉢にあしらいました。

” Viola betonicifolia ”

~五節句をめぐる花遊び~
「和紙のつどい・雛展」
2017年2月2日(木)~2月8日(水)

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