「源氏物語絵巻 第四十六帖 椎本」

genji46s

“Genji Monogatari Emaki no.46 Shigamoto”
薫は宇治を訪れます。
八の宮は自分の死を予感し、薫に自分が亡くなった後も姫たちを後見して欲しいと頼みました。
八の宮は姫たちに安易に宇治を出てはならないと言い残し山寺にこもります。
八月の二十日頃、有明の月が光を放ち宇治川の水が鮮明に見える景色を姫たちは心細い思いで眺めています。
夜明けを告げる鐘の音が聞こえてきました。
程なく寺からの使いで八の宮の死が伝えられます。
(12×13.5cm)


「源氏物語絵巻 第四十六帖 椎本」」への2件のフィードバック

  1. ひろの

    すごく繊細な作品ですね。
    それに躍動感が伝わってくるようです。
    シルバーっぽい色がとても輝いていて見えます。
    上品ですけど、迫力ある素敵な作品ですね。

  2. ymatsu

    ひろのさん
    ありがとうございます。
    夜明けの空に昇る有明の月が大層華やかに水面を照らしているという、原文のイメ
    ージを和紙画で描きました。
    霧の晴れる間もないような姫たちの心細い心境を描いている場面に「はなやかに」と
    月の様子を表現しているところが印象的です。
    物哀しい心境と対照的な風景を強調しました。
    宇治川の流れも三日月の光ではっきりと見えるきらびやかさを出してみました。

コメントは停止中です。