“Tanabata”
七夕によせて
七夕によせて
金銀の砂子を散らしたような天の川で一年に一度、川を越えて出会う2つの星。
星に願いをかける笹の葉に飾られた飾り物を夜空を背景に表わしました。
華やかな七夕飾りは熨斗文（のしもん）という伝統文様を図柄にした友禅紙を使いました。
熨斗文は祝い事の引出物に添えられた熨斗（のし）を文様化したものです。
華やかで躍動感ある熨斗文は吉祥文様でもあり、今も振袖の図柄としてよくみられます。
束ねられた熨斗文様の流れの向きに変化をつけ、七夕をイメージしました。
(12×13.5cm)
七夕をイメージされたのですね。
風にたなびくように見える飾り物は熨斗文様というんですね。
難しい名前の模様ですが、お目出度いのですね。
織姫はこの文様の着物で彦星に会ったのでしょうね。
銀河系に浮かぶ天の川の深いブルーに
神秘的なロマンを感じます。七夕飾りは
色とりどりの伝統模様の友禅紙が、層になって
たなびいているようで、優雅なイメージを
表わしていますね。素敵な七夕のテーマ
だと思います。
NEOさん
ありがとうございます。
熨斗は熨斗紙や熨斗袋などの形になって
今も祝い事に使われていますね。
華やかな彩りの短冊のようにデザインさ
れた熨斗文を七夕飾りに見立てました。
京友禅の伝統を感じる友禅紙を活かして
七夕の夜を彩ってみました。
shionさん
ありがとうございます。
金銀の砂子が散らされた和紙を使い
天の川を表わしてみました。
一面に広がった熨斗文はその流れる動き
から画面を立体的にみせてくれます。
日本の伝統文様なども作品に取り入れて
いきたいと思っています。
風に流れるような動きを感じる図柄ですね
落ち着いた色ですけど、金襴緞子ような華やかさを感じます
明日の七夕、お天気はもうひとつのよう・・・
毎年のことですけど、天の川は旧暦でないと望めないようですね
本当に美しくて、ずっと眺めていたくなるようです。熨斗文（というのですね、はじめて知りました）の七夕飾りは再会を喜ぶ星の装束の絡み合いのようで、空想の世界に誘われます。実物を拝見したいものです。きょうもすばらしい日本の美の世界をご紹介いただき有難うございました。
おはようございます。
タイムリーな作品で、
コメントも七夕の日に、と思っていました。
いよいよ2つの星が出遭うときが訪れますね(^-^*
ymatsuさんは今年は星に
どんな願いを込められるのでしょうか。
いい七夕になりますように。
こんにちは。
今日は七夕。そして、満月だそうです。
東京はこのまま行けば、晴れそうですね。
熨斗（のし）の文様が織り成す美しい世界は、
まるで天の川のようなイメージですね！
今夜は、星空を眺めながら、
ymatsuさんのこのイメージを思い出しそうです。
さくらねこさん
ありがとうございます。
織が機織の名手であったところから五色の布
や糸が飾られたところが、後に願いを書く短冊
になりました。
短冊の由来や形からイメージが広がりました。
友禅紙の彩りや図案から七夕を描いてみたいと
思いました。
旧暦の七夕、今年は8月26日のようです。
その頃でしたら空も澄んで星の位置も見やすく
なりますね。
parismidoriさん
ありがとうございます。
熨斗文は末永く続いていく伸びやさを視覚
によって伝えてくれる文様と思います。
友禅紙や千代紙と呼ばれる柄ものの和紙は
伝統文様を取り入れています。
文様の流れの向きを変えていますので、
実際には束ねられた熨斗の中心の結び目を起
点にして左右に広がっていきます。
七夕は優美なお節句と思います。
こうした伝統行事がこれからも続いていく
とよいですね。
スウさん
ありがとうございます。
七夕は芸事の上達を願うものでもあります。
ですので、私もそれをお願いしたいです。
中国と日本の伝説が融和した二星を祭る行事
への想いを込めて「星逢」というタイトルを
選びました。
友禅紙との出会いがなければ、思い描けなかっ
た作品です。
描いてよかったです。
よい七夕の夜になりますように。
hanaさん
ありがとうございます。
東京はお天気に恵まれました。
よい満月になりそうです。
さまざまな染め色や図柄を施した和紙を
扱っていますと、そこから創作の発想が
生まれてくることがあります。
勢いのある文様の形には平安の雅とは違
った江戸時代のセンスの良さを感じます。
華麗で思い切りのよいデザインを活かし
てみたいと思いました。
素敵な七夕になりますよう。
すごくきれい！
星の世界が凝縮されているようで、うっとりしてしまいます。
七夕をこんなふうに表現されるなんてすごいな。
hironoさん
ありがとうございます。
コメント、励みになりました。
hironoさんの描く夜空に憧れています。
星や月は私たちにいつも限りない広がり、
物語を感じさせてくれますね。
そうしたテーマも描いていきたいです。