「鉄線と花入れ」

”Clematis wrapped in washi paper”
和紙の花と花入れの取り合わせのシリーズより鉄線です。
花入れは黒地に金の文様が施された江戸千代紙と内側に白い和紙を合わせています。
黒地の江戸千代紙は重厚感があります。
このままの形で置いて飾っていただけます。

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「鉄線と花入れ」」への8件のフィードバック

  1. shion

    中央のクレマティスの紫の色合いが
    しっとりとした落ち着きを与えてくれますね。
    その後ろの花入れとの対比も良く、
    全体としてのさり気ない調和を感じます。

  2. NEO

    鉄線の色彩と形状が素晴らしいですね。
    紫の中心部に薄い紫を配しているんですね。
    花袋が興味をそそる柄になっていますね。
    しっとりと静かな感じがします。

  3. スウ(携帯)

    おはようございます。
    江戸千代紙、存在感がありますね。
    それでいてお花の色彩を邪魔せず
    ほどよい感じ♪
    鉄線の花びらも
    先の部分まできれいにつくられていて
    美しかったです(*^^*
    背景の白色もよくみると
    模様のようなものが見えますね。

  4. ymatsu

    shionさん
    ありがとうございます。
    クレマチスもさまざまな色合いや形が
    楽しみなお花ですが、一重の紫は和の
    趣が一際感じられます。
    漆地に蒔絵を施したような質感の黒の
    江戸千代紙は、大輪の花を引き締めて
    見せてくれるように思います。

  5. ymatsu

    NEOさん
    ありがとうございます。
    鉄線は一輪でも引き立ちます。
    花も姿もしなやかな鉄線らしさを出したい
    と思いました。
    紫の鉄線は落着きまし、周囲を涼やかに
    してくれますね。
    花入れの千代紙は桐に鳳凰を描いた伝統的
    な取り合わせの文様です。
    こちらの文様も吉祥の文様として古来親し
    まれてきたものです。

  6. ymatsu

    スウさん
    ありがとうございます。
    鉄線は花入れに合わせて横に伸びやかな
    形をみてもよいかと思います。
    繊細な蔓の動きと大輪の花の創り出す形
    を安定感と格調のある文様の花入れで
    構成しました。
    作品の背景にした仮名料紙には紙の一部
    分に唐草文が微かに施されています。

  7. マロニエのこみち・・・。

    すごい!
    和紙でもこんなシャープなラインが出るのですね
    私は変わった服を見ると型紙が頭に浮かんだり
    その人の体のサイズが頭によぎりますが(^^;
    ymatsu さんもお花や葉の型紙が見えてしまうような職業病をお持ちではないかと勝手に想像しているのですが・・(笑

  8. ymatsu

    マロニエのこみち・・・。さん
    ありがとうございます。
    ご推察の通りです。
    花や葉をみてひらめく過程はマロニエのこみち・・・。さんと同感です。
    繰り返し制作することで見えるもの、直感できるものはあると思います。
    積み重ねていくことは大切なことですね。
    和紙も多種多様です。
    紙から立体のイメージを起こして、表現したいものに合う和紙を選ぶ
    ように心掛けています。
    この鉄線では花をきりっとした印象にしたいと薄手で張りのある
    和紙を選びました。
    イメージを実現できるよう、積み重ねていきたいです。

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