「花色紙 山茶花」09

“Hana-Shikishi Sasanqua”
晩秋から咲き始める山茶花。
冬の到来を告げる花として親しまれています。
椿の花との違いを淡い花色によって表現してみました。
(12×13.5cm)

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「花色紙 山茶花」09」への8件のフィードバック

  1. furendo

    こんばんは。はじめまして。
    素敵な作品ですね。生きている花のようで、香りをかいでみたくなります。
    すずめにもびっくりしました。
    こんな世界があったのですね。

  2. スウ

    おはようございます。
    お花のふんわりとした質感が伝わってくるようです(*^_^*)
    花びらが幾重にも重なるお花はより
    柔らかにみえますね。
    淡い色彩の効果もあるのでしょうか。
    深い緑色の葉っぱと色が対照的なところも、
    いいなって思いました。

  3. ymatsu

    furendoさん
    はじめまして。
    コメントいただきありがとうございます。
    紙素材は包んだり、折ったり、敷いたり、貼ったり、丸め
    たりと多彩な機能を持っています。
    そうした機能を使い分けることで、立体から平面まで工夫
    次第でさまざまに表現できます。
    日本の伝統的な色合いの染色、植物の繊維をそのままに
    活かした温かみのある風合いも和紙の魅力です。
    季節感や温かみのある植物、動物などを作品にしてい
    きたいと思っています。
    これからもどうぞよろしくお願いします♪

  4. ymatsu

    スウさん
    ありがとうございます。
    紅葉が見頃になるとそろそろ椿や山茶花の季節
    ですね。
    このあと椿の作品をいくつかご覧いただこうと
    思っています。
    椿では花の輪郭をはっきりさせていきます。
    山茶花ははらりとした柔らかな咲き方に特徴が
    あるように思います。
    寒椿と呼ばれる濃い花色のものもありますが、は
    らりとした咲き方を強調したいと淡い花色で雰囲
    気を出してみました。
    色彩による効果があるものと思います。
    艶やかな緑の葉も山茶花の特徴と思いますので、
    光沢のある緑の和紙を使い山茶花らしさを出し
    てみました。

  5. shion

    こんばんは。透き通るような淡いピンク色が、
    なんとも素敵な山茶花の作品ですね!
    自然の中のお花としてのイメージという意味
    でも、勿論なのですが、その淡い繊細さの
    感じから、眺めているうちに、しっとりと
    した和菓子としての姿にも見えてきます。
    この2つのイメージが重なって、ほのかな
    香りまで楽しませて頂きました。

  6. ymatsu

    shionさん
    ありがとうございます。
    紅葉や菊など鮮やかな色のものが多い季節、
    柔らかな色合いや咲き方の花で和んでいただ
    こうと淡い花色のものを選びました。
    山茶花には穏やかな小春日和をイメージします。
    どことなく温かみのある柔らかな花のかたちに
    安らぎを感じます。
    そうした花への想い、伝わってよかったです。
    季節の移ろいを繊細に表現する和菓子のように、
    自然を語り過ぎずにさりげなくかたちにしてい
    けたらと思っています。

  7. ymatsu

    マロニエのこみち・・・。さん
    素敵なコメント、ありがとうございます
    山茶花はハラハラと散る感じが優しげに
    感じられます
    花のかたちにそうした感覚的なものを込め
    て伝えていけたらよいですね
    ふんわりとした花の咲き方をかたちに表わ
    せたらと思い、柔らかな色合いと風合いを
    持った和紙によって表わしてみました

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