梅の季節を愉しむ

ume-16-a

友禅染の技法を和紙に取り入れた友禅紙。なかでも梅をモチーフにしたものには、丸い梅の花びらの愛らしさを表現したもの、琳派をイメージする図柄、伝統文様など多彩にあります。また、梅は吉祥の植物でもあります。
画像の左手のものは、大柄の梅を選んで折った「たとう」です。「たとう」は、紙を折りたたんだものが、閉じたり開いたりできる伝承折り紙です。立体感のある形は、大柄の梅の立体感が引き立ちます。中央は、左手の「たとう」よりも折込の数が少ない形の「たとう」です。琳派風の図柄を選び折りました。シンプルな形は、図柄そのままを生かしたいものによいと思います。右手のものは、梅の凛とした姿と色合いが友禅柄らしいものを選び、しおりに仕立てたものです。友禅紙は、しっかりとした質感で扱いやすく、春の兆しを伝える梅の図柄をテーマや用途によって選び、生かしてみるとよいと思います。

にほんブログ村 美術ブログ 工芸へ
にほんブログ村