源氏物語 28~54:Genjimonogatari 28~54」カテゴリーアーカイブ

「源氏物語絵巻 第四十八帖 早蕨」

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“Genji Monogatari Emaki no.48 Sawarabi”
悲嘆にくれる中の君のもとに、山寺の阿闍梨(あじゃり)から蕨や土筆など山菜が例年とおり届きました。
姉と春の山菜を楽しんだことが思い出されます。
阿闍梨の心遣いに中の君は「この春はたれにか見せむなき人のかたみにつめる峰の早蕨」と返歌を贈りました。

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「源氏物語絵巻 第四十七帖 総角(あげまき)」

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“Genji Monogatari Emaki no.47 Agemaki”
匂宮は宇治の中の君に逢いに紅葉狩に宇治を訪れます。
船を浮かべ、宇治川を上り下りして紅葉を楽しみます。
管弦の音色が姫たちのいる山荘にも聞こえてきます。
管弦の聞こえる船の屋根飾りには紅葉の枝が厚く葺かれて見事な光景です。
夕暮れ時に宴は佳境を迎えます。
皆が楽しむ中、匂宮の心は中の君のことが気掛かりで上の空です。
(12×13.5cm)

第46帖の椎本で八の宮が亡くなり、大君と中の君が遺されました。
第46帖に続き、薫は大君に再び胸中を伝えます。
大君は父の遺言に従い、宇治で生涯を送る決意が固く受け入れません。
薫は大君に以前(第46帖)から妹の中の君に匂宮との縁談を熱心に勧めていました。
匂宮も中の君に感心を寄せていました。
しかし、大君は中の君には薫との結婚を望んでいます。
大君の願いは叶わず、中の君は匂宮と結ばれます。
父の帝から重んじられている匂宮は自由な行動は許されません。
宇治に紅葉狩の折、匂宮は僅かな人と行く予定でした。
思いとは裏腹に大勢の供が従ったために中の君を訪ねられません。
匂宮の一行が立ち寄る段取りで準備を整えていたのに立ち寄らずに帰京したことに、大君は自分の危惧していたとおりとなり嘆きは深刻なものでした。
大君の匂宮への不信は薫に対しても向けられ、心労のあまり病の床につきます。
薫は宇治に留まり続け看病をします。
献身的な薫に大君は心を開くものの回復することなく亡くなっていまします。

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「源氏物語絵巻 第四十六帖 椎本」

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“Genji Monogatari Emaki no.46 Shigamoto”
薫は宇治を訪れます。
八の宮は自分の死を予感し、薫に自分が亡くなった後も姫たちを後見して欲しいと頼みました。
八の宮は姫たちに安易に宇治を出てはならないと言い残し山寺にこもります。
八月の二十日頃、有明の月が光を放ち宇治川の水が鮮明に見える景色を姫たちは心細い思いで眺めています。
夜明けを告げる鐘の音が聞こえてきました。
程なく寺からの使いで八の宮の死が伝えられます。
(12×13.5cm)

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「源氏物語絵巻 第四十五帖 橋姫」

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“Genji Monogatari Emaki no.45 Hashihime”
源氏の異母弟、八の宮は世間から忘れ去られ宇治の山荘で暮らしていました。
八の宮には、大君と中の君の二人の姫がいます。
薫は世俗にいて仏門に帰依し、聖の心を持つという八の宮に憧れます。
八の宮と法の友となり、宇治へ通うようになりました。
晩秋の頃、月の光のもと二人の姫の姿を垣間見ました。その美しさに薫は心惹かれます。
(12×13.5cm)

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