月別アーカイブ: 2018年12月

一葉蘭

山地の針葉樹林でひっそりと咲くイチヨウラン。名の表すとおり、葉は一枚のみ根元につくところに特徴がある野生蘭です。直径4~5cmほどの明るい緑の花びらに入る斑点が野趣を醸し出します。花の各部位をそれぞれの特徴に合わせて和紙を選択し、実物大に表しました。作品の高さは、13cmほどです。

~春を愛でる~ ”一葉蘭”
“Dactylostalix ringens”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2019年 1月30日 (水) ~2月4日(月)
 日本橋三越 新館8階 ギャラリーアミューズ

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山芍薬

山の林の日陰でひっそりと小さな白い花を咲かせるヤマシャクヤク。丸みのある抱え咲きの一重の花は、清々しい印象です。しなやかな和紙の風合いを生かし、草丈30cmほどのヤマシャクヤクを高さ11cmに縮小して表しました。

~春を愛でる~ ”山芍薬”
“Mountain peony”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2019年 1月30日 (水) ~2月4日(月)
 日本橋三越 新館8階 ギャラリーアミューズ



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甘菜

春の野辺で可憐な花を咲かせるアマナ。長い葉の間から細長い花茎を伸ばし、白い花を咲かせます。ユリ科の花らしい花の付き方と花びらの裏側に入る紫褐色の筋状の脈は、小さな花を清楚で表情豊かに見せます。白い和紙に線描で脈を表し、高さ9cmほどの大きさに表しました。

~春を愛でる~ ”甘菜”
”Amana edulis”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2019年 1月30日 (水) ~2月4日(月)
 日本橋三越 新館8階 ギャラリーアミューズ


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一人静

可憐な白い花穂が4枚の葉に包まれるように芽吹くヒトリシズカ。スプリング・エフェメラルのひとつです。静御前に見立てた名の表すように、白い清楚な花と直立した姿から、吉野静とも呼ばれています。和紙のしなやかさと繊維の強さを生かし、花の風情を表しました。作品の高さは、9cmほど大きさです。


~春を愛でる~ ”一人静”
”Chloranthus japonicus””
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2019年 1月30日 (水) ~2月4日(月)
 日本橋三越 新館8階 ギャラリーアミューズ


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