「源氏物語絵巻 第二十帖 朝顔」 “Genji Monogatari Emaki no.20 Asagao” 賀茂の斎院だった朝顔の姫宮は父、桐壺帝の弟桃園卿の宮が亡くなったため斎院の職を退き桃園に住んでいます。 朝顔の姫宮に昔から思いを寄せていた源氏は、姫宮の元を訪れます。姫宮も源氏の思い出を感慨深く思われますが、姫宮は源氏にはつれなく接します。 源氏は、朝霧の中ではかなく咲いている朝顔の中で色あせたものを折って姫宮に贈られました。 (12×13.5cm)