「源氏物語絵巻 第二十帖 朝顔」

genji20_asagao

“Genji Monogatari Emaki no.20 Asagao”
賀茂の斎院だった朝顔の姫宮は父、桐壺帝の弟桃園卿の宮が亡くなったため斎院の職を退き桃園に住んでいます。
朝顔の姫宮に昔から思いを寄せていた源氏は、姫宮の元を訪れます。姫宮も源氏の思い出を感慨深く思われますが、姫宮は源氏にはつれなく接します。
源氏は、朝霧の中ではかなく咲いている朝顔の中で色あせたものを折って姫宮に贈られました。
(12×13.5cm)

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「源氏物語絵巻 第二十帖 朝顔」」への4件のフィードバック

  1. hirono

    いろいろな色の朝顔がとてもかわいいですね。
    見ていて楽しくなります。
    実物を見たくなるような本当に繊細な作品ですね。

  2. ymatsu

    hironoさん
    ありがとうございます。
    この作品では、朝顔は一つ一つ作ってから画面に貼っています。朝霧の中で咲いているということで、色も濃淡をつけてみました。

  3. hazue

    こんにちは~
    朝顔の姫宮のことを思いながらの作品
    朝顔が優しく美しく物語りに惹かれます。
    一つ一つの作品、みんな素敵で楽しませてもらっています。
    ありがとうございます。

  4. ymatsu

    hazueさん
    ありがとうございます。
    「朝顔」の巻は、朝顔の姫宮と源氏の間のやりとりを朝顔の花をめぐる話として画いてみました。
    物語の風景を思い描いていただけてうれしいです。

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