「雅な雛のつどい展」(日本橋三越本店 ギャラリーアミューズ)が無事終了いたしました。
菜の花・レンゲソウ・タンポポ・桜などを形代とした花雛をはじめ、~春草・夏草・秋草に寄せて~と題した作品群をご覧いただきました。古来より、日本では四季の草花に心を託してきました。春草の生命感ある素朴な姿、夏草の勢いと逞しさ、秋の情趣を伝える秋草の寂寥感と四季それぞれの特性が草花に現われていると思います。
画像は、出展しました花雛よりレンゲソウとタンポポを坐雛(すわりびな)で表したものです。
寒さの中、ご来場いただきました皆様には心より御礼申し上げます。温かなコメントをいただき、大変励みになりました。これからも、和紙作品から季節を愉しんでいただけましたら嬉しく思います。
“Flower Hina doll”