「源氏物語絵巻 第二十三帖 初音」

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“Genji Monogatari Emaki no.23 Hatune”
源氏物語絵巻シリーズの一作。
源氏の六条院の邸の正月。たとえようもなく、すばらしいたたづまいです。
源氏は、明石の姫君の部屋を訪ねます。折りしも、明石の上から正月の贈り物が届いていました。
「 年月をまつにひかれて経る人に けふうぐいすの初音きかせよ 」と姫と別れて暮らす、明石の上の歌が添えられていました。
(12×13.5cm)

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「源氏物語絵巻 第二十三帖 初音」」への5件のフィードバック

  1. hirono

    素晴らしいですね。
    細かい作業、ホントにすごいです。
    一作つくられるのに、どのくらいかけていらっしゃるんですか?

  2. ymatsu

    hironoさん
    ありがとうございます。
    作品によってかなり制作時間は異なりますが、源氏物語絵巻でこの作品のような和紙画の表現では1日~2日で一息に仕上げます。
    源氏物語では、作品の構想を考えるのに数ヶ月かかることもあります。また、作品の構想に合った和紙が思うように見つからないこともあり方針を転換することもあります。材料の和紙を用意するのもひらめきが要ります。制作に入る前の作業に時間をかけています。

  3. hazue

    こんばんは~
    源氏物語絵巻 第二十一帖 乙女、第二十三帖 初音、
    美しくて素晴らしいですね♪
    物語の世界が思い浮かびます(^-^*)

  4. 居酒屋おやじ

    こんにちは、くまです。
    もう素晴らしくて凄いとしか云いようが無いです。
    僕も和紙と紙粘土で壁飾りを作りたいと思っているのですが・・思うばかりで身体がついて行きません。
    それにしても、本当に素晴らしい作品ばかりでブログを観てはウ~ンウ~ンと感心してうなってます。
    失礼しました。
    またお邪魔させて下さい。

  5. ymatsu

    hazueさん
    ありがとうございます。
    物語の世界を感じていただけていただけうれしいです。季節の草花や庭の風情など物語で書かれていることを、自分なりにイメージしてみました。
    草木の様子や季節感の描写を丁寧に大切にしているので、場面を思い描けるのが「源氏物語」の魅力の一つと思います。
    居酒屋おやじさん
    はじめまして。ありがとうございます。
    そう言っていただき、うれしく励みになります。
    「源氏物語」は、市販の和紙でどこまで表現することができるのか?・・・自分でも楽しんでいます。和紙のいろいろな表現にこれからもチャレンジしていきたいと思っています。
    ぜひ、またお立ち寄りください。

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