肥後菊

higokiku-16

江戸時代、泰平の時代が続き、園芸への関心が高まり栄えた花文化。江戸の花文化では、秋を象徴する菊への関心が高まり、品種改良や品評会が盛んに行われました。
そのひとつに肥後藩主が栽培を奨励したとされる、肥後菊があります。気品ある細い花びらのつき方によってくっきりと花容が浮かび上がり、独特の味わいがあります。凛とした細長い花びらを檀紙によって表し、短冊にあしらいました。

“Chrysanthemum”
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