「源氏物語絵巻 第四十五帖 橋姫」

genji45-s

“Genji Monogatari Emaki no.45 Hashihime”
源氏の異母弟、八の宮は世間から忘れ去られ宇治の山荘で暮らしていました。
八の宮には、大君と中の君の二人の姫がいます。
薫は世俗にいて仏門に帰依し、聖の心を持つという八の宮に憧れます。
八の宮と法の友となり、宇治へ通うようになりました。
晩秋の頃、月の光のもと二人の姫の姿を垣間見ました。その美しさに薫は心惹かれます。
(12×13.5cm)

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「源氏物語絵巻 第四十五帖 橋姫」」への2件のフィードバック

  1. hirono

    わぁー
    すごい大作ですね。
    とても繊細でとても美しいです。
    見とれちゃいました。

  2. ymatsu

    hironoさん
    ありがとうございます。
    これからの物語でヒロインとなる二人の姫を描きました。
    月明りに照らされた姿に見えるような色合いを考えました。
    後ろ姿が姉の大君です。
    藤色の落ち着いた装束で、思慮深く落ち着いた人柄を表わしました。
    薫と二人の姫の運命の出会いの場面、三人のこれからを暗示する
    重みを感じられるように描きました。

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