「初秋」

shosyu-a-s

“Early autumn”
秋風が漂い始める頃。
おみなえしと葛、萩を短冊に合わせ初秋の風情を表わしました。
(36.4×6cm)

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「初秋」」への6件のフィードバック

  1. mojizurisou

    素敵ですね~この短冊。爽やかで涼しさを感じます。
    女郎花 まだ出ていないからこれからだな~って 先日 花野へコメントを書くとき思っていました。
    細かい細工ですね。葛もいいです。

  2. ymatsu

    mojizurisouさん
    ありがとうございます。
    オミナエシのすらりと伸びた姿を描きたく思い、短冊を使いました。
    短冊になるとオミナエシの丈の長さを活かすことができます。
    一種ごとに描くのも好きなのですが、いくつか取り合わせてみるのも
    よいですね。
    秋の七草は小さな花の集まりが多いので、繊細で情緒を感じさせて
    くれるのが魅力です。

  3. hirono

    爽やかな緑ですね。
    風を感じます。
    花や草たちもずっきりとしていて爽やかですね。
    素敵です。

  4. ymatsu

    hironoさん
    ありがとうございます。
    この短冊は地色が鶯色をぼかしたものを使いました。
    薄く色づいているところが、野の緑の雰囲気を出してくれました。
    オミナエシ、萩、葛は風に揺れ動く姿がよいですね。
    葉の形や色の変化を一枚の短冊に収めました。
    四方に広がるように細くあしらった草の葉で動きを出してみました。
    初秋の風を感じていただけてよかったです。

  5. luna

    短冊にこういった演出の仕方もあるのですね
    縦長の空間にすっきりとした花の量と色合いが合いますね とても素敵です

  6. ymatsu

    lunaさん
    ありがとうございます。
    短冊は花の表現に合うように思います。
    花を立体で画面に描き始めた頃は、短冊を主に使っていました。
    しばらく色紙が多かったのですが、薄やおみなえしのように背の高いものを
    描くには短冊は良いですね。
    歌用の短冊を使っています。
    歌用の短冊は、無地の短冊では表わせない優美さが作品のイメージを
    引き立ててくれるのが魅力です。
    歌用の短冊ならではの意匠を作品に取り入れていきたいと思っています。

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