「さくら」5

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さくら花 ちりぬる風のなごりには 水なき空に波ぞたちける
(古今集 紀貫之)
「風で桜の花が散ってしまった。風の名残に空を舞う花びらが波立つように漂っている」と風によって花びらが空を舞う光景を詠んだものです。
金銀色の桜柄の友禅紙と金色の和紙で切った桜の花びらを合わせ、風の名残に空を漂う桜の花びらをポストカードに表しました。


「さくら」5」への4件のフィードバック

  1. スウ

    こんばんは。
    うちの近くの桜も満開を迎えて、
    いよいよ”舞い散る”段階に入りました。
    花びらが散ってしまうのは寂しい気もしますが、
    その一瞬というのは儚くも美しいものがありますね。
    花びらのポストカード、
    そんな桜の美しさが込められた素敵な作品だなって
    思いました(^-^*

  2. ymatsu

    スウさん
    ありがとうございます。
    「風のなごり」という表現に惹かれました。
    なごりには”名残”と風が止んでも波が静まらない
    “余波”という2つの文字のどちらの意味合いも込め
    られていると思います。
    風の立ち去ったあと、花びらが空を舞い漂うさまと余韻
    を白地に流れのある桜柄の友禅紙を使い表しました。
    桜のシリーズ、あと少し続きます。

  3. さくらねこ

    金色の桜、すてきですね♪
    そして、さくらのポストカードひとつとっても、さまざまな表情をとらえられていて、感心します
    この金色のあでやかさ、ピンクのかわいい華やかさ、藤色の落ち着いた美しさ。。。
    続きも楽しみです
    「水なき空に波ぞたちける」
    この表現、いいですね

  4. ymatsu

    さくらねこさん
    ありがとうございます。
    今年は立体・平面と桜をめぐる物語をテーマに
    表してきました。
    和紙画やポストカードに使っている、千代紙・
    友禅紙・唐紙など和紙工芸品は桜をデザイン
    したものが多数あります。
    さまざまな桜の図柄の表現を作品を通じて
    見ていただけたらと思っています。
    純白の地色は空と水のいずれとも思え、地色を
    活かしてみました。

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