三月三日の上巳(じょうし)の節句に向け、和紙の温かみのある風合いを生かしたふっくらとした顔立ちのわらべのおひなさまを「立雛」の形式で表します。
大きさは9センチほどの小さくて愛らしいおひなさまです。
古来より災厄を祓い、身の穢れを移すための人の身代わりとして人に象った人形(ひとがた)がありました。
時代を経て人形(ひとがた)は女の子の成長と幸せを願う雛人形として発展しました。
初期の雛人形は、立雛の形式のものでした。立雛には清々しい雰囲気があります。
作品はパネル(15cm×7cm)に和紙を貼った飾り台に立てて飾っていただけます。
袴や着物は省略できるところは作りやすく簡略化し、顔から衣裳まで一回の講座で作り上げていきます。
講座のお申し込み・お問い合わせは、小津和紙 文化教室の下記のリンク先
(一日講習会のページ http://www.ozuwashi.net/learning )までお願い申し上げます。
なお、和紙花の講座は3月7日に『桜』を予定しております。詳細は後日、お知らせいたします。