可憐な撫子。愛らしい花色と細やかな花の風情を和紙で表し、歌留多状の短冊にあしらいました。
”Pink”
夕暮れに咲く白い花が翌朝、しぼむ頃には紅色に変化する月見草。江戸時代末に日本に渡来したとされています。夏の一日花特有の儚さが漂う、透明感のある花弁を和紙の微かな染色と柔らかな風合いで表し、短冊にあしらいました。
”Oenothera tetraptera”
たおやかで優美な花を咲かせるクレマチス。細く硬質な蔓を持つクレマチスのなかでも、鉄線の名で親しまれている六弁の紫のものを光沢感のある和紙で表しました。蔓の動きを出し、立体感のある植物画にアレンジしました。
”Clematis”
うつむき加減に咲く姿が可憐な蛍袋。透明感のある釣鐘形の花の形状を手漉き和紙の白色と柔らかさで表しました。野趣を醸し出す花の内側にある斑点は描き入れ、短冊にあしらいました。
“Hotarubukuro”