「芥子雛」’10.2

keshihina-s

“Hina”

高さ5センチほどの小さなお雛さまです。
芥子雛は三寸(10センチ弱)以下の寸法で作られたものです。
芥子粒ほどの大きさというところからそう呼ばれ、高さ3センチ以下のものもあったようです。
江戸中期以降、流行したお雛さまです。
幕府が豪華になっていく雛人形の大きさを規制したことからミニチュアサイズで作られたことが始まりです。
芥子雛も規制させるほど精巧で華麗なものが作られました。
友禅紙(友禅和紙)を衣裳に使い、紙素材らしいシンプルさと古典の趣を楽しんでいただけるかたちに表わしてみました。
男雛に使った友禅紙は金糸で刺繍がされたような工夫が施されています。

和紙の雛つどい展 日本橋三越本店 1/27~2/2

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「芥子雛」’10.2」への10件のフィードバック

  1. yoko

    ymatsuさん
    私はお雛様が大好きです。
    ですから三月が近くなると、何となく幸せな気持ちになります。
    どんなお雛様でも観ているだけで楽しいです。
    >芥子雛は三寸(10センチ弱)以下の寸法で作られたものです。
    芥子雛と言う言葉を初めて聞きました。
    ただでさえも可愛らしいお雛様がよりいっそう可愛く感じられますね。
    yoko

  2. あーるぐれい

    ymatsuさん
    かわいらしいお雛様のご紹介ありがとうございます。
    我が家でも毎年立春を迎える頃、お雛様をかざります。
    お部屋に春がやってきます。
    この芥子雛本当にかわいらしいですね。
    思わず笑みがこぼれます。
    友禅紙も本当の絹布のように見えますね。
    あーるぐれい

  3. ymatsu

    yukoさん
    ありがとうございます。
    お雛さまは女性にとって憧れのもの
    こうしたお節句が日本にあるのはよいものですね
    今では着物を着る機会も限られますが、雅やかな
    雛を愛でる気持ちは昔と変わることなく受け継が
    れていることを幸せに思います
    江戸時代に制作された雛に憧れています
    小さな芥子雛に日本の技を感じます

  4. ymatsu

    あーるぐれいさん
    ありがとうございます
    立春のころに合わせて飾られるのはよいですね!
    お雛さまが飾られると、春の輝くような明るい光
    や空気が広がっていくようで華やぎますね
    1点もののお雛さまをこの季節いろいろと制作
    しています
    さまざまなスタイルの雛を紹介してまいります
    春を迎える喜びを小さな雛に託していきたいと
    思っています
    京都で生まれた友禅紙
    和紙の加工技術に京都の伝統を感じます
    衣裳にした友禅紙は絹布のようなしっとり感の
    ある加工が施されたものを選びました

  5. NEO

    今晩は。
    金糸を刺繍した和紙もあるのですね。
    贅を尽くした一品ということでしょうか。
    和紙にも清楚なもの、シックなもの、豪華なもの、といろいろですね。
    小さなお人形飾りは最近の気せわしい時代にマッチしているかもしれませんね。

  6. ymatsu

    NEOさん
    ありがとうございます。
    男雛の衣裳は和紙の表面に金糸を使って刺繍した
    かのように、微かに盛り上がった金色の点によっ
    て文様が和紙にプリントされています。
    紙に刺繍がされている訳ではないのですが、金糸
    を使ったような風合いを感じさせてくれます。
    雛の衣裳は友禅紙の中で、古典の趣のある単色遣い
    のものから雛の大きさを考えて柄を選びました。
    芥子雛は、今のライフスタイルにも合うと思います。

  7. スウ

    こんばんは。
    可愛らしい作品ですね(^-^*
    お雛様、楽しませていただきました。
    和紙で作られたお雛様も、趣があって
    いいものですね。うちにもひとつ、ほしいです。
    衣装の模様の美しさに感動しました。

  8. ymatsu

    スウさん
    ありがとうございます。
    雛祭りが盛んだった江戸時代。
    紙雛も華麗なものが作られていました。
    現代の立雛のスタイルのものです。
    江戸時代には立雛の衣裳の多くは紙で作られ、
    立雛は紙雛とも呼ばれました。
    座ったスタイルの坐雛ができると衣裳も人と同
    じ錦や金襴の裂(きれ)の衣裳が着せられるよ
    うになりますが、紙製の衣裳もみられます。
    お雛さまの衣裳にした友禅紙は華やかな図柄な
    ものばかりでなく、伝統文様をモチーフにした
    ものも揃っています。
    紙の風合いも艶やかでしっとり感があるのに
    加えて、紙素材の張りの強さもありますので
    裂の衣裳にはないものが出せると思います。

  9. ymatsu

    骨董品/骨董市ネットギャラリーさん
    コメントいただき、ありがとうございます。
    和紙の特性を活かしてさまざまな表現を試み
    ています。
    なかでもお雛さまは伝統のなかにも独創性を
    表現できるところがよいと思います。
    雛の起源も和紙によるもの。
    和紙を衣裳にした雛は素朴で簡潔な姿を表現
    には向いている素材です。
    他の素材にはない和紙ならではものを創作し
    ていきたいと思っております。

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