「桜花」2

“Cherry Blossoms”
いつのまに 散りはてぬらむ 桜花 面影にのみ色を見せつつ
(後撰集 凡河内躬恒:おおしこうちのみつね )
いつのまに桜は散ってしまったのだろう
桜の花の盛りの色の面影を心に残して
春も深まりました。
和歌に詠まれた桜の面影を立体でイメージしてみました。

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「桜花」2」への4件のフィードバック

  1. スウ(携帯)

    おはようございます。
    葉の色が特徴的ですね。
    和歌に詠まれている「面影」を表すのに
    ピッタリの色だなって思いました。
    作品全体がセピア色のようにも見えて、
    鮮やかな桜とは違った、懐かしさを感じます(*^^*

  2. ymatsu

    スウさん
    ありがとうございます。
    古風な山桜をイメージしました。
    今では一重も八重もさまざまな花が作り出
    されていますね。
    葉の色はこの色合いのものが趣き深さが出せ
    るように思います。
    背景の色合いも含めてセピア色の印象の桜を
    画像に表してみました。

  3. midorinoisi

    桜の美しい作品ですね。私は母の日にカーネーションを作る努力はしましたが、失敗でした。紙って難しいですよね。
    でも姉様などはときどき作っています。

  4. ymatsu

    midorinoisiさん
    ありがとうございます。
    和紙は産地によって個性が違いますし、
    作る用途にあった素材の和紙を選ぶのは
    難しいものですね。
    実際に作品に仕上げてみないとわからない
    ところもあり、紙選びには苦心します。
    洋紙主流の時代に和紙の良さを少しでも
    伝えていけたらよいなと思っています。

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