「柳蔭」

yanagi-14.1

道の辺に清水ながるる柳蔭 しばしとてこそ立ちとまりつれ(新古今和歌集:西行)

夏、道のかたわらに清水が流れる柳の木蔭で安らぎのひと時を詠んだ歌。
青々とした柳の緑、清流の音、そこを吹き渡る風を西行の歌から感じました。
しばしのつもりがつい長いこと留まってしまったという想いを書と和紙による柳で表しました。

michi nobe ni simizu nagaruru yanagi kage shibashi tote koso tachi tomari ture (Shin Kokin Wakashū : Saigyō)

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