「花色紙 夏椿」

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“Hana-Shikishi Japanese stuartia”

季節を遡りますが、秋の展示会に向けて制作したものです。
一重や八重の椿も制作を進めております。
椿と夏椿の表現の違いをみてただけましたらと思い紹介いたしました。
夏椿は扇面には濃い色は向きません。
微かに色がついているかな料紙繊の繊細な色を扇面に使い、白い花色を浮かび上がらせました。
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10月5日(火)~10月11日(月)
「京都老舗の会」
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「花色紙 夏椿」」への2件のフィードバック

  1. 宮島

    こんばんは。
    夏椿は好きで、じっくりスケッチをしたいと思いつつ、
    いつも暑さに負けて通り過ぎてしまいます。
    花の白と色紙の青が本当に清々しいですね!
    白い花弁のしわしわ感がリアルです。
    今からでも飾りたいくらいです~
    椿もお作りになっていらっしゃるのですね~
    魅かれます。。。

  2. ymatsu

    宮島さん
    ありがとうございます。
    透明感のある手漉き和紙を使い花弁を表わし
    ました。
    皺は花びらの形に切ってから手で寄せています。
    手の加減で紙に表情をつけられるのも、手漉き
    和紙のよいところです。
    夏椿の白い花は明るい青葉に映えます。
    涼しげで気品のある花に合せて背景を選びました。
    涼やかな心地を味わっていただけてうれしいです。
    冬の椿は、色・咲き方・大小の好みがさまざまに
    分かれる花です。
    見比べていただけるよう、一作ごとに違った花の
    制作を進めています。

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