伝統文様より、雛の節句の季節にあった愛らしい小桜を選び伝承の小笠原雛を折ったものです。
同じパターンが続くことで柄の方向を気にせずに折ることができます。
亀甲を選んで折った祝鶴(寿鶴)。連続して繰り返していく文様は吉祥のものでもあります。
立体的な兜の折り紙。左は麻の葉文様を使い、折ったものです。麻の葉文様は、子供の産着に用いられていました。麻の丈夫で真っ直ぐに伸びる性質に健やかな成長を願う想いを託してきました。
右は水の流れを表現した流水文様です。端午の節句の清々しい季節感と絶えず流れるさまに想いを託して折ったものです。
用途や季節に合わせ、伝統文様を生かしてみるとよいと思います。