日本桜草

sakurasou-15-1

春の野に咲く、桜の花弁のような切れ込みのある姿が優美な桜草。外来の園芸種と区別してニホンサクラソウと呼ばれています。
花数は控えめですが、楚々とした風情は蝶が舞うかのように可憐で春の野を想起させてくれます。
江戸時代に繁栄した花文化のなかで、桜草も新花が生み出されて愛でられていました。琳派の絵画の中でも、春の野の情景に桜草は菫や土筆、蕨などとともによく描かれてきました。
花色は、白、桃、紅、紫などの変化のほか、花弁の変化など多様な花が生み出されました。
縮緬状の柔らかな葉にも風情があります。淡い色合いのものと、はっきりとした色合いのものを手漉和紙の柔らかさを生かし表しました。

”Primrose”
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