(和紙人形制作 岩井昌子 / 小道具制作 松山祐子)
和紙のできるまでの工程で流し漉きの場面を立体で表わしたものです。
人形は和紙人形作家(駒子の紙人形)岩井昌子さんが制作されたもので、紙漉き道具など小道具を松山が制作いたしました。
漉き船と呼ばれる水槽に入れた紙料を簀桁(すけた)ですくい前後に揺り動かすことで繊維が絡み厚みが均一な紙ができます。
漉き船の水の表現には楮の手漉き和紙を使い、水面に動きを出しました。
作品は、小津和紙(日本橋本町)にて展示しております。
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