花色紙「山吹」

yamabuki-15-2

秋の京都展に向けた一作。
春の京都を彩る山吹。しなやかにしだれる枝に可憐な黄色の花を枝いっぱいにつける姿は優しく、春の光に映えます。
しだれた枝の風情は、水辺の景に季節の彩りを添え、古来より和歌によく詠まれてきました。
薄口の手漉和紙の染色と柔らかさで一重の素朴な花の風情を表し、銀色の抑えた質感のかな料紙による扇面に配しました。

”Hana-Shikishi Japanese kerria”

京都老舗の会
10/2~10/8 そごう千葉店  

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