カテゴリー別アーカイブ: 和紙花暦:Four seasons of flowers

沢桔梗

青紫の小花が縦に並び咲く姿が涼やかな高原の花、サワギキョウ。
沢に生えることが名の由来となった、キキョウ科の山野草です。風揺れる姿に秋を感じさせる、繊細な花と葉のつき方は、優しさの中に凛とした風情を醸し出しています。サワギキョウの特徴を数種類の和紙により、それぞれの持つ特性を引き出し表しました。

” Lobelia sessilifolia ”

にほんブログ村 美術ブログ 工芸へ
にほんブログ村


草牡丹

薄紫の小花が清々しく清楚なクサボタン。草原や林縁に咲く、日本固有種の植物です。4枚のがく片の先がくるくると巻かれた形状とほかほかとした風合いの小花が、多数つくところが愛らしい山野草です。個性ある小花の色合いと質感を薄紫のグラデーションの和紙の色合いと風合いで表し、陶器にあしらいました。

” Clematis stans ”

にほんブログ村 美術ブログ 工芸へ
にほんブログ村


大文字草

夏から秋にかけて、山や渓谷の岩場など湿気のある岩の上に生える山野草。名前の由来となった、5枚の花びらの2枚が長く「大」という字を想わせることが名の由来となっています。花びらの長さが均一でなく、花それぞれに長短の加減が変化に富んでおり、生きいきとして動きを感じさせます。繊細な構造の花を和紙の色合いと繊維の強さによって表し、陶器にあしらいました。

“ Daimonjisou”

にほんブログ村 美術ブログ 工芸へ
にほんブログ村


犬蓼

和紙によるイヌタデの花を陶器にあしらったものです。
身近な野草として紅色の小さく愛らしい花穂を赤飯に見立て、ままごと遊びの素材として使われたことから別名「アカマンマ」と呼ばれ、親しまれてきました。小さな花穂を生き生きと見せる、葉のつき方も躍動感を感じさせます。道端や草原に群れて咲くところは、懐かしさを感じさせてくれます。細やかで素朴なイヌタデの花を薄紅色のグラデーションの和紙を生かし、葉の動きをしなやかな草色の和紙で表しました。

” Creeping Smartweed ”

にほんブログ村 美術ブログ 工芸へ
にほんブログ村