朝露を受けて咲く露草。
簡素で小さな花ですが、澄んだ花色が清涼感と安らぎを与えてくれます。
背景の色紙は水色を使いました。
青い板締和紙の染色を活かし花びらを表わしました。
白い扇面にもよく映えると花と思います。

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花色紙のシリーズでも今春、百合を制作しました。
白の扇面上で映える色合いのものを選びました。
短冊との違いは、画面が横に広がりと余白があることです。
夏らしさを水色の色紙を背景に使い表しました。
掛軸に紺を合わせていただくと赤い花色のものでも清涼感を感じてただけると思います。
(12×13.5cm)

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梅雨を彩る額紫陽花。
花色に使った和紙のむら染めの色合いやしぼ（皺）をきめ細かく柔らかに寄せた風合いは温かで野の趣を感じました。
野の花の味わいを持つ和紙から額紫陽花のイメージを思い浮かべました。
(12×13.5cm)

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露を含みしっとりとしたあじさい。
花が折り重なるように咲くことでできる光と影によって花色が表情豊かにみえます。
白い花色に白い和紙の地色に微かに色が入ったものなど数種類の和紙によって花色の変化をつけました。
（12×13.5cm）

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