月別アーカイブ: 2016年11月

一日講座のご案内「早春の花たち」

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和紙クラフト「早春の花たち」
2017年1月9日(月) 成人の日 10:00~12:00 
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ ) 
 
春を先取りし、早春の庭を彩る可憐なスミレ・スノードロップ・クロッカスを和紙の色合いによって表現します。
春野の風情がある小さく素朴な花の特徴を簡略にして表し、早春の清々しく躍動感ある季節を伝えます。白い和紙の風合いを生かして立体的な花包みにアレンジし、置いて飾っていただける形に一回の講座で仕上げます。(作品の高さは、花包みを含めて12~15cmほどです。)

講座のお申し込み・お問い合わせは、小津和紙 文化教室の下記のリンク先 
(一日講習会のページhttp://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html)までお願い申し上げます。

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藪椿

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簡素で端正な藪椿(やぶつばき)。日本原産の藪椿は、本州以南に広く分布し、古代より日本の暮らしに溶け込んできました。花を観賞するばかりでなく、種子や幹は生活用品の素材として利用されてきました。また、厳冬の中でも艶やかな葉に覆われ、樹齢の長いことから聖樹・霊木として尊ばれてきました。藪椿は世界に数千あるといわれる園芸品種の多くの生みの親でもあります。

原生林に凛として咲き、辺りを明るく照らす藪椿を和紙の温かみのある風合いと色合いによって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。

”Camellia Japonica ”

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大日の曙椿

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淡桃色の一重の大日の曙(だいにちのあけぼの)椿。小振りの花びらが内向きに玉のように丸くまとまった抱え咲きに独特の雰囲気があり、淡い花色の柔らかさが際立って感じられます。
控えめで愛らしい花の印象を薄口の和紙の取り合わせによって表し、陶器にあしらいました。

Camellia Japonica ”Dainichi no Akebono”

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白唐子椿

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花の中心に白い小さな花びらが集まった姿が可憐な白唐子(しろからこ)椿。
雄蕊(ゆうずい)や葯(やく)が小さな花びらに発達した一重の唐子咲きと呼ばれる咲き方のものです。ほかほかとした小さな花びらの周りを一重の花びらが軽やかに縁取るように囲む姿は愛らしく、清楚な印象です。和紙の柔らかさによって立体感のある花を表しました。

Camellia Japonica ”Shiro Karako”

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