青紫の小花が縦に並び咲く姿が涼やかな高原の花、サワギキョウ。
沢に生えることが名の由来となった、キキョウ科の山野草です。風揺れる姿に秋を感じさせる、繊細な花と葉のつき方は、優しさの中に凛とした風情を醸し出しています。サワギキョウの特徴を数種類の和紙により、それぞれの持つ特性を引き出し表しました。
” Lobelia sessilifolia ”
青紫の小花が縦に並び咲く姿が涼やかな高原の花、サワギキョウ。
沢に生えることが名の由来となった、キキョウ科の山野草です。風揺れる姿に秋を感じさせる、繊細な花と葉のつき方は、優しさの中に凛とした風情を醸し出しています。サワギキョウの特徴を数種類の和紙により、それぞれの持つ特性を引き出し表しました。
” Lobelia sessilifolia ”
身近にみられる野鳥。何気ない穏やかな日常を和紙の取り合わせと縒る・ちぎる・丸める・貼り合わせるなどの表現を組み合わせ、すずめに託して表わした一作。温かみのある和紙の色合いで秋の気配を伝えました。
” Tree sparrow ”
素朴な草花で彩られる秋の野。和紙による秋草で野の情景を縮小して表した一作。薄、水引、りんどう、野菊の持つ、繊細で静かな美しさを和紙の落ち着いた色合い、繊維の強さ、しなやかさを生かして表し、秋の情趣を伝えました。
“Autumn Grass”
道端や空き地にみられる野草。茎が赤みを帯びたヨウシュヤマゴボウは、明治の初め日本に渡来したとされます。実の色付きに秋を感じる素朴な野草を和紙の質感で表し、陶器にあしらいました。
” Phytolacca americana ”