初夏から咲き始める、ヒメジョオン。身近にみられる白い繊細な花は、優しく季節を伝えます。素朴な花の風情を和紙で表し、和紙の花包みにあしらいました。
“Erigeron annuus”
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初夏、白い花を咲かせる紫草。紫草は、紫根(しこん)と呼ばれる根に紫色の色素成分を持ち、高貴を象徴する” むらさき”色の染料とされていました。花は小さく目立ちませんが、その染料の美しさから万葉集をはじめ、和歌に詠まれてきました。
清楚な白い花を引き立てる清々しい葉の風情を和紙の取り合わせによって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。
真っすぐな草姿とすっきりとした葉の付き方が涼やかな紫露草。 和紙の持つしなやかさによって躍動感ある動きを出し、和紙による花包みにあしらいました。
” Common Spidewort”
和紙クラフト「鉄線」
2020年 7月24日(金)/ 7月29日(水)
各日 10:10~12:10
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ )
細い蔓に軽やかで優美な花を咲かせる鉄線。清涼感ある紫の鉄線の特徴を簡略に表現します。しなやかな和紙の持ち味と色合いによって蔓性の躍動感と平らに開く花の醸し出す、鉄線独特の雰囲気を伝えます。作品は和紙の花包みにあしらい、そのまま飾って頂ける形式に一回で仕上げます。
講座の日時の変更、お申し込み・お問い合わせは、小津和紙文化教室(一日講座のページhttp://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html)までお願い申し上げます。