花雛

三月三日の上巳の節句に向けた色紙飾りです。
古来より災厄を祓い、身の穢れ(けがれ)を移すための人の身代わりとした形代(かたしろ)のひとつ、人に象った草雛から発展して花を形代として紙や藁などを使い、雛に見立てたものが花雛です。
繁栄や健やかな成長を託す桃と季を同じくする菜の花は、再生を伝えるものとして桃と合わせて雛祭りに飾られてきました。
和紙による桃と菜の花を和紙の衣装を着せた紙雛(かみひいな)に見立て、は色紙にあしらいました。

”Hina dolls”

「和紙のつどい・雛展」
2017年2月2日(木)~2月8日(水)
渋谷・東急本店 6階 家具売場 特設スペース

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