「花色紙 躑躅(つつじ)」

tutujiaka1-s

“Hana-Shikishi Azalea”
花色の鮮やかさと枝先につく明るい緑の葉が春の終わりを艶やかに彩ります。
燃えるような紅の花の躑躅は季節の訪れを告げるようです。
(12×13.5cm)


「花色紙 躑躅(つつじ)」」への4件のフィードバック

  1. hirono

    とても赤がインパクトのある作品ですね。
    下地のグリーンに映えてホントに鮮やか。
    対照的にグリーンの落ち着いた感じが優しい感じですね。

  2. ymatsu

    hironoさん
    ありがとうございます。
    躑躅の花の赤と緑の葉のコントラストを色紙掛けとの組み合わせで表してみました。
    同系色なので迷いましたが白の扇面がはっきりとするよう朱色の色紙を使ってみました。
    背景の緑から柔らかさが出てよかったです。
    落ち着いた色合いが多いかったので、ここでは炎のような鮮やかな赤を表してみたかった作品です。

  3. vasenoir

    艶やかで品のいい赤ですね。
    絵の具ではなかなか出せない色です。
    微妙な緑のグラデーションがより赤を際立たせているのですね。
    モダンな感じがします。

  4. ymatsu

    vasenoirさん
    ありがとうございます。
    日本の伝統色が赤系の色名が多くあるように、赤く染められた和紙の色の幅は多彩です。
    多彩な色である分、赤の色合いの選び方や使い方はとても難しいと感じています。
    今回は赤を使って冒険してみました。
    この作品は躑躅の花を思わせるような赤の色合いの和紙があったため、ぜひ躑躅を作ってみたいという思いで作品にしたものです。
    緑と合わせてよかったです。

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