「杜若と花包み」

kakitubata-hana-s

“Iris wrapped in washi paper”
端午の節句をイメージした趣向です。
邪気を払うために菖蒲が飾られました。
ここでは和紙で作ったかきつばたを使い、友禅和紙と裏地が金加工された金千代和紙で包みました。
(L.34cm)

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「杜若と花包み」」への3件のフィードバック

  1. mojizurisou

    素適ですね。そういえば端午の節句ですね。
    杜若の 濃い紫から群青への微妙なグラデーションがとても奇麗です。かきつの感じがすごく出ています。
    いいお飾りになりますね。
    ネット展の 源氏ー蓬生もとても上品で良かったです。

  2. hirono

    とてもきれいですね。
    花束みたいです。
    花の作りがとても繊細なんですね。
    包み紙のいろに花がとても映えて素敵です。

  3. ymatsu

    mojizurisouさん
    ありがとうございます。
    端午の節句とういと桃の節句と比べると華やかで愛らしい雰囲気というより、凛々しいものが似合いますね。
    かきつばたの葉の真直ぐに伸びた姿と力強さを出してみたかった作品です。
    端午の節句の飾りらしさがでるように、群青に波を描いた力強い文様の友禅和紙を外側に使いました。
    紫と群青の組み合わせで凛々しさや清々しさが感じられるようにしてみました。
    ネット展の方もご覧いただきありがとうございます。
    蓬の葉も端午の節句にちなんだものですね。
    hironoさん
    ありがとうございます。
    花の作りはできる限りリアルにしました。
    かきつばたの紫の花と緑の直線の葉は、力強さとともに五月の頃の爽やかな風情があります。
    自然な印象になるように花と葉を組みました。
    節句の飾りらしさがでるよう、花入れの内側には金がでるようにしてみました。
    かきつばたの紫の花色は金色とよく合うように思います。

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