「花色紙 藤 」no.2

fuji2-s

“Hana-Shikishi Wisteria no.2”
藤の花房が風になびくような姿を描きました。
掛軸には柳茶/草を合わせています。
色の組み合わせはいくつかありますが、藤の存在感をはっきりさせるものを選びました。
掛軸の外側の茶色がかった濃黄緑の柳茶は藤の葉の表情をはっきり見せてくれるようです。
(12×13.5cm)

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「花色紙 藤 」no.2」への4件のフィードバック

  1. vasenoir

    こんばんは。
    藤の花は私の大好きないくつかの上位です!!
    きれいに整えられた庭先の藤棚も良いですが
    山に力強く群生する藤は
    薫るような緑の中にアメジストのような輝きを見せてくれます。
    ベースの緑とてもよい色を選ばれたと思います。
    素敵な花色紙ですね。

  2. hirono

    とてもすてきですね。
    グリーンの落ち着いた色に藤がホントに映えて見えますね。
    なんだかとてもすっきりとすがすがしく見えます。
    細部まで細やかで素晴らしいですね。

  3. まこぷー

    若葉と藤の花色が、すがすがしい印象の作品ですね。
    掛軸の深みのある緑色(柳茶という色ですか)が、藤の若葉の色を引き立ていますね。
    藤の花色もきれいです。

  4. ymatsu

    vasenoirさん
    ありがとうございます。
    昨年の今頃に藤の花色紙を上げ、ブログを始めて1年が過ぎました。
    いつも温かなコメントをいただきありがとうございます。こうして四季を巡って参りました。
    また新たな気持ちで作品の創作に打ち込んでいきたいという想いです。
    新緑の映える景色にある山藤の咲く姿もいいですね。
    爽やかな季節に花色が響き合うところに自然の創り出す形の素晴らしさを感じます。
    草花によって日本の四季を表現してみると実に奥深く魅力が尽きません。
    これから初めての花色紙も登場します。
    また、掛軸と組み合わせ方で雰囲気も変化させてみたいと思っております。
    今後とも宜しくお願いいたします。
    hironoさん
    ありがとうございます。
    白と緑で爽やかな印象になるよう、組み合わせてみました。
    藤の背景には、白地の上に色を感じさせないほどに微かに淡い緑を引いてある料紙を使っています。
    藤は白い部分が多いので白い扇面では花が目立たないと考えましたが、白でも微妙な色合いの違いや和紙の質感の違いによって平板な印象は避けられたようです。
    白地のものでも、緑と合わせたことで藤の花が映えてよかったです。
    まこぷーさん
    ありがとうございます。
    藤の花と黄緑の明るい葉の取り合わせは初夏の明るい日差しに一際映えます。
    薄紫の藤の花房が微風に揺れるような景色を思い描いてみたものです。
    蔓のある植物は、動きをつけて形を楽しむ良さを感じています。
    藤の葉にも表情があって描きがいがあります。

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