源氏物語より「松風」 “Genji Monogatari Emaki no.18 Matukaze no.2″ 今年は源氏物語が記録上で確認され千年になります。 源氏物語千年紀という年にあたり、2/14から2/20に開催される「雛の季節 和紙あそび展」に源氏物語の作品も展示しては、という提案をいただきました。 源氏物語より「松風」をはじめ数点ですが、和紙画を中心に展示したいと思っております。 展示会につきましては次回の記事でご案内したいと思います。 Tweet
豆奴 2008/01/31 13:22 松の木の力強さを感じました。お琴が美しく浮き上がって見えます。 和紙の柄も細かく見るとそれぞれ味があって面白いですね(^_^) 落款も和紙の上品さとピッタリで素敵♪
ymatsu 2008/01/31 22:15 豆奴さん ありがとうございます。 この作品は文様の入った何種類かの友禅和紙 を組み合わせて描いています。 嵯峨野の山荘から見た大井川の風景と明石の上 の心象風景を重ね合わせたイメージです。 お琴は切り継ぎして描き、琴線は描きました。 小さな端切れでもこうした和紙画に使えるので、 紙を無駄せず有効に使えるのがよいところです。 松は墨で線を描いています。
ymatsu 2008/02/03 10:28 hironoさん ありがとうございます。 そう言っていただけてうれしいです。 「松風」は、京都の嵐山あたりの景色を思い、 作品に表わしました。 大井川のほとりは松がよくあうように思います。 このあたりの風景が好きですので、作品にでて いるように思います。 源氏物語の描かれた頃の景観を偲ぶことができ るのも、この場面を描くのに活かせました。 登場する人物の心情を自分が理解できないと描 けない難しさに物語絵の奥深さを感じます。
松の木の力強さを感じました。お琴が美しく浮き上がって見えます。
和紙の柄も細かく見るとそれぞれ味があって面白いですね(^_^)
落款も和紙の上品さとピッタリで素敵♪
豆奴さん
ありがとうございます。
この作品は文様の入った何種類かの友禅和紙
を組み合わせて描いています。
嵯峨野の山荘から見た大井川の風景と明石の上
の心象風景を重ね合わせたイメージです。
お琴は切り継ぎして描き、琴線は描きました。
小さな端切れでもこうした和紙画に使えるので、
紙を無駄せず有効に使えるのがよいところです。
松は墨で線を描いています。
これはすごい作品ですね。
見た瞬間に引き込まれました。
こんなふうに表現できるのって
やっぱりすごいです☆
hironoさん
ありがとうございます。
そう言っていただけてうれしいです。
「松風」は、京都の嵐山あたりの景色を思い、
作品に表わしました。
大井川のほとりは松がよくあうように思います。
このあたりの風景が好きですので、作品にでて
いるように思います。
源氏物語の描かれた頃の景観を偲ぶことができ
るのも、この場面を描くのに活かせました。
登場する人物の心情を自分が理解できないと描
けない難しさに物語絵の奥深さを感じます。