「扇面 撫子」

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“Pink(Nadeshiko)”
源氏物語26帖常夏で撫子の花だけを植えた美しい庭の様子が描かれています。
手折ることがかなわない撫子。
撫子の花にたとえられた夕顔の娘で源氏の養女となった玉蔓をイメージして扇面と合わせてみました。


8 thoughts on “「扇面 撫子」

  1. 流れ雲

    こんばんは。
    篝がたかれ、他の花を植えず、垣根に沿って唐や大和なでしこだけを植えた庭の風情、美しい庭だったでしょうね。
    花を見もしないで帰る青年たち。
    その撫子を扇面に配置された感覚素晴らしいです。
    描かれたものと違い立体感が見る者を魅了します。

  2. ひろの

    美しい作品ですね。
    淡い色合いからいろいろな感情が読み取れるようです。
    とても気品があって、惹かれる作品です。

  3. ymatsu

    流れ雲さん
    ありがとうございます。
    撫子の庭について文章から情景が目の前に浮かぶよう、細やか
    に描かれていますね。
    いろいろな草花を植えたりしないで、撫子の色合いだけを取り揃えて
    いることで浮き立つ美しさも際立ちます。
    薄闇では花だけが浮き上がって見えることでしょう。
    白い扇面からは玉蔓の母、夕顔も偲ばれます。
    撫子の花から玉蔓の人柄や風情を伝えているところに惹かれ
    常夏での玉蔓を描いてみました。
    作品から情景を思い描いていただけてうれしいです。

  4. ymatsu

    ひろのさん
    ありがとうございます。
    撫子の花に込めて源氏が玉蔓に母の夕顔のことを
    打ち明ける場面でもあります。
    源氏は夕顔を忘れることはなく、今は玉蔓をひそかに
    慕っています。
    そうした背景も白い扇面に込めました。
    撫子と背景は一体感のあるものを選びました。
    淡い色合いからさまざまな感情を感じていただけて
    うれしいです。

  5. vasenoir

    これは新鮮!!
    いろいろな扇面と
    さまざまな物語を四季の花々で
    バリエーションが広がりそうですね~
    ディスプレイとしても
    きっと素敵でしょうね!!
    素晴らしいさすがです。。

  6. 豆奴

    先日、京都のカフェでテーブルに飾ってあった
    撫子の花にそっくりです。
    莟も可愛らしくて、思わず手に取りたくなりますね(^_^)
    真っ白な扇子に合わせると、撫子の淡い色合いが映えて、
    グラデーションも楽しめますね。
    撫子だけの庭・・その美しさはとても贅沢に感じます。

  7. ymatsu

    vasenoirさん
    ありがとうございます。
    常夏の巻は夕顔の巻と同様な趣があると感じています。
    撫子によって玉蔓の物語が展開されるところから、
    扇面を使ったイメージを試みました。
    平安の人々の美意識に学ぶところが大きいです。
    新鮮に感じていただけてうれしいです。
    開き加減によって表現ができるところは扇子の魅力
    です。
    扇面の向き方、トリミングの効果なども試していけたら
    と思っています。

  8. ymatsu

    豆奴さん
    ありがとうございます。
    撫子の花を今年は違った趣向で表したいと思い、
    扇面を使いました。
    撫子の花が主役になるようトリミングしてみた、
    画像による表現です。
    撫子は扇子の図柄にもよく描かれていますが、
    扇面に添って描いたような形で置いてみました。
    撫子の花、リアルに感じていただけてうれしいです。

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