源氏物語より「蛍」

genji-hotaru-s

“Genji-Monogatari Hotaru”
五月雨の降る夜のことです。
源氏は玉蔓のいる部屋に蛍を放ちます。
玉蔓に想いを寄せている源氏の弟宮(蛍兵部卿)にその光で浮かぶ玉蔓の姿を見せました。
蛍の放つきらめく光に照らされた玉蔓に宮は心惹かれます。
光のきらめきを銀箔を散らし表わしました。
(12×13.5cm)

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