“Hana-Shikishi Camellia”
斑入りの椿。
紅地に斑が入る八重の花びらを一枚の板締和紙で表わしました。
白地の和紙に紅が斑状にぼかされて入っています。
一枚の紙の採り方によって紅が多く入るところ、白が多く入るところと変化をつけることができます。
使用した板締和紙は、自然な光沢や透明感もあります。
そうした和紙の特性を活かし斑入りの椿の風情を表わしました。
（12×13.5cm)
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「花色紙 椿」09.3
和紙クラフト by ymatsu
Washi Craft Arts by Yuko Matsuyama （松山祐子）
なんて素敵な椿なのでしょう！
赤と白の割合がなんとも言えずいいですね。
今まで椿は地味な花だと思っていました。
でもこの椿には『見事な華』があります！
こんばんは
冬に咲く・・寒椿ですね。色合いも良く豪華な感じがします。季節にマッチした、風合いがよくでています。
まさに和の色の彩ですね～
本当に綺麗です。
それぞれの花弁が微妙な色合いとグラデーションで響きあい
語りかけてくるようですね～
こんばんは。
とても素敵な作品ですね！椿の赤と白の
ぼかし具合と、花びらや蕾みの部分によって
その割合が異なるところなど、実に細やか
な配慮がされていますね。和紙から受ける
質感や光沢も、見事に活かされていると
思いました。
yokoさん
ありがとうございます。
花の作品は、素材の和紙に左右されます。
表現したいイメージが出せる和紙を選択する
ことを心掛けています。
斑入りの椿にしたい和紙との偶然の出会いに
よってこうした形に仕上がりました。
白い和紙の地に染められた紅色は、椿の紅色
をごく自然に出しています。
素材を活かした作品作りをしていきたい、
そう思っています。
光矢さん
ありがとうございます。
椿は花色も咲き方もさまざまで、それぞれ
の花の持つ趣を表現することに惹かれます。
花の少なくなっていく季節に向けて制作
したものです。
八重の花は一輪でも華やいだ明るさがあると
思います。
和紙の白さ紅の染色でそうした花の趣を
表わしてみました。
vasenoirさん
ありがとうございます。
和紙を折り折り畳んで染められる板締和紙。
紙の折幅が丁度椿の花びら一枚の大きさほど
に折られて作られたものです。
花びらほどの大きさに折り畳まれて染められ
たことで、色の濃淡の変化もほどよく一枚の
花びらに活かせます。
偶然見つけたものなのですが、こうした和
紙に出会えるのは奇跡のように思えます。
同じパターンのものが再び手に入るとは限り
ませんので、こうして形にしたものをみてい
ただくことができてうれしく思います。
shionさん
ありがとうございます。
白と紅の対比が鮮やかさに惹かれた和紙です。
一枚の紙のなかでもぼかされた色の出方も微妙
に違いがあって、そうした違いが自然が作り
出した妙を感じさせてくれます。
白い和紙の地が残されていることで透明感も
出てきます。
楮の繊維を活かされた白い和紙は光を透します。
光を透すという性質は温かみや柔らかさを伝え
てくれるのではないかと思います。
こんにちは。
色の付き方がとても素晴らしいですね。
本物の椿を見ているようです。
流れ雲さん
ありがとうございます。
斑入りの椿、白と紅の対比を自然にみせる
配列を考えました。
斑入りの椿、こうしたものがないときは
紅を無造作に切り出して白い和紙に貼って
表現することが多いです。
偶然にもこうした色の出方をした和紙と出会い、
花びら一枚一枚の色の入り方を考えて裁断して
こうした椿に完成させました。
紙を見た瞬間に椿を作ってみたい、そう思わ
せてくれました。
こうした和紙に出会いたいと願っています。
我が家の斑入りの椿もだいぶ蕾が開いてきました
花も美しいですが、この凛とした葉と蕾も趣があって素敵ですね
マロニエのこみち・・・。さん
ありがとうございます。
マロニエさんのお家の椿が開きましたら
見事なことと思います。
辺りを華やかに明るい空気に包み、楽し
ませてくれることでしょう！
花にした和紙と合うように葉の緑色とリ
アル感のある質感の和紙を選びました。
葉と蕾は、花を活かすためにも大切なポイ
ントと思います。