「枝垂桜」10.1

shidare-sakura-10-1

“Hana-Shikishi Cherry Blossoms”

花色紙に枝垂桜をとの要望をいただいておりました。
扇面でほぼ正方形の画面に収めるのに難しい題材ですが、今年の春の京都展(2/25~3/3、3/18~3/23)に向けて制作しました。
横に枝を広げていく桜にはない風情をもつ枝垂桜。
扇面にする料紙の色や背景の色紙の色によっても表情が変わります。
今年も八重や一重、枝垂桜とさまざまな桜の表現をご覧いただこうと思っております。
2/25~3/3の『京洛老舗の会』につきましてはこちらををご覧ください。
(色紙:12×13.5cm)
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「枝垂桜」10.1」への6件のフィードバック

  1. スウ

    おはようございます。
    ご無沙汰しております。
    枝垂桜、明るい色彩でとてもきれいですね^^
    春一番も吹いて暖かくなってきた昨今、
    素敵な春を予感させる、素敵な作品だなって思いました。
    桜の花びらの曲線も見事ですね(*^o^*

  2. マロニエのこみち・・・。

    どの桜も好きですが、枝垂桜は可憐ですね・・
    小さい頃、実家に枝垂れ桜があったので特に懐かしい種類・・
    背景も全てが一枚の絵のようで、
    咲いたばかりのような初々しさが、とても表現されていて素晴らしいです

  3. ymatsu

    スウさん
    ありがとうございます。
    お久しぶりです。
    間もなく3月ですね。早いものです。
    春の京都を彩る桜。
    紅しだれ桜の花は古都の雅な風情があります。
    自由に空間を踊るようなしなやかさを出してみた
    いと思いました。
    人の心に春を呼ぶ桜。
    そうしたところを感じてただけてうれしいです。
    素敵な春になるとよいですね!

  4. ymatsu

    マロニエのこみち・・・。さん
    ありがとうございます。
    桜の中でもしだれ桜はもっと表現するのが
    難しいと思います。
    重い花々を軽やかに見せたいところです。
    上向きに咲く桜の表現とは空間の活かし方
    が全く違います。
    難しい題材であるので、それだけにこれから
    どのような表現ができるのか展開も楽しみで
    もあります。
    古都の春。
    これこそ春、と感じていただけるものを伝え
    られたらと思っております。
    初々しさ、感じていただけてうれしいです。

  5. さくらねこ

    やさしい色、やさしい形
    桜のやわらかさがとっても良く伝わってきますね
    そして↑の立雛は
    きりっと美しく、和紙の豪華さがひきたちますね
    やわらかさも凛とした美しさもどちらも表現できるのは
    和紙の良さと、それをうまく作品にされるymatsuさんの良さなのだと思いました

  6. ymatsu

    さくらねこさん
    ありがとうございます。
    桜の柔らかさを感じてただけてうれしいです。
    京都の他の工芸でも桜の意匠が主役となる季節。
    京の雅やかな風情を桜の花で表現できたらと
    今年、枝垂桜を今年の春のテーマに選びました。
    立雛、扇面の柄と色合いが気に入り選んだものです。
    図柄も色合いも京友禅らしく、落着いたなかにも
    華やいだものがるところがよいと思い衣裳に選び
    ました。
    京都は色紙や短冊、それを飾る掛軸を始め和紙に
    関連した工芸品が多く、創作意欲をいただいて
    います。
    コメント励みになりました。
    和紙工芸の多彩さ、面白さが伝わるよう頑張ります。

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