「武蔵野」

musashinozu-s

“Autumn Grasses”

秋草のなかでもとりわけ薄は月と取り合わされて武蔵野の象徴として描かれてきました。
むさし野は 月の入るべき 嶺もなし 尾花が末に かゝる白雲 (続古今 源通方)
上記の歌をはじめ古来、和歌に詠まれてきました。
一面の薄の原に昇る月と風に靡く薄で和歌に詠まれてきた秋の武蔵野のイメージを表わしました。
(12×13.5cm)
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初秋を彩るクラフトフェア
8月14日~18日

「武蔵野」」への2件のフィードバック

  1. マロニエのこみち・・・。

    秋の草花、どの表現も素晴らしく見入っております
    一見華やかさには欠けるかと思える秋の花も、集めると可憐な雰囲気・・とっても上品な可愛いらしさですね
    また、この薄も背景でイメージが変わりますね
    薄の穂の感触を思い出させてくれるような素晴らしい和紙の表現
    そして背景の大きな月が、来月のお月見を、更に心待ちにしてくれるような気が致します

  2. ymatsu

    マロニエのこみち・・・。さん
    ありがとうございます。
    コメント、励みになりました。
    秋の草花は風や月といったものを想い起こして
    くれます。
    和紙の花を短冊や色紙を使って立体感のある絵と
    してみせる表現を始めるようになってから、
    秋の草花が持っている情緒を年々表現したいと思う
    ようになってきました。
    この薄、思い切りが要りました。
    掛軸と合わせていただくことで景色に広がりがで
    るかと思います。
    武蔵野を題材にしたものに興味を持っていました。
    儚さ、静けさ、激しさなどを感じさせてくれる薄。
    秋草の奥深さを感じさせてくれます。

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