“Suruga-chou Echigoya”
浮世絵師奥村政信作の画「駿河町越後屋呉服店大浮絵」を元に、その様子を立体化したものです。
建物・小道具制作を私(松山)が担当し、人形制作を担当されたのは立雛の制作をされた和紙人形作家の岩井昌子さんです。
以前紹介いたしました「駿河町越後屋」の制作の過程を記録したものです。
ポイントになる人形と建物を合せたもので、この後に制作する店の奥に入る人形の大きさや人形に持たせる小道具の大きさをこの段階で決めていきました。
完成図には店の賑わいや臨場感を引き立てる小道具が散りばめられています。
それらを和紙の柔軟な性質を使い、人形に合せた素材を選んでひとつひとつ制作をいております。
作品の元になりました浮世絵と完成した作品の画像と合せてご覧ください。
なお、こちらの作品の出展はございません。ご了承ください。
今回のおひなさま展でも人形の小道具やミニチュア盆栽など手掛けております。
愉しんでいただきましたら幸いです。
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