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「日本のまつり」

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(人物制作:岩井昌子 山車・小道具制作:松山祐子)

「日本のまつり」
2016年9月2日(金)~10月22日(土)
午前10:00 ~ 午後5:30 ( 日曜・祝日 休館)
お茶の水・おりがみ会館 中2Fギャラリー
 (https://www.origamikaikan.co.jp/

9月2日より、お茶の水 おりがみ会館にて「 日本のまつり」展が始まります。
今回の展示では、和紙人形作家(駒子の紙人形:おりがみ会館講師 )岩井昌子氏と神田祭を題材に共同制作した3台の山車を展示いたします。
人物の制作は、和紙人形作家(駒子の紙人形)岩井昌子氏が担当し、山車とそれを曳く牛、人物の持つ小道具などを私(松山)が担当しました。
制作にあたっては、江戸末期に描かれた「神田明神祭礼絵巻」(住吉内記広定画)をはじめ、神田祭の祭礼行列を題材とした錦絵より取材しました。山車の高さに合わせて人形の寸法を割り出し、山車や人物の半纏など和紙の色合いを活かしております。

神田祭は江戸を代表する祭礼で、日枝神社の山王祭とともに「天下祭り」と称して江戸城内への祭礼行列の巡行も許可され、将軍上覧された盛大なものでした。
画像の作品は、神田祭より山車の一番、日本橋大伝馬町の諌鼓鶏(かんこどり)です。山車の高さ(鶏の尾羽を含め)は50cm弱、人形の高さは10cm程の大きさで制作しております。
鶏の止まっている太鼓を諌鼓(かんこ)といいます。世の中が平安であれば治世を諫めるために鳴らされる諌鼓が鳴ることがなく、鶏も安らかに止まっていられるという、中国の伝説に由来し天下泰平を表しています。

「日本のまつり」展では、館内に和紙人形作家が集い、日本各地に伝わる祭りを題材として制作された作品が多数展示されております。群像ならではの勢いのある作品、作家の個性あふれる多彩な表現を会場にてご高覧いただけましたら幸いです。

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一日講座のご案内 「秋明菊」

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一日講座 和紙クラフト「秋明菊」

2016年 9月19日(月)敬老の日 10:00~12:00 
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ ) 
 
秋の情趣を伝えるシュウメイギク。今回は、草丈のあるシュウメイギクの動きを和紙の柔らでしっとりとした風合いと落ち着いた色合いを生かして表します。シンプルな一重の花を簡略化しながら開き方や蕾の大きさの違いを出すことによって、表情豊かなシュウメイギクの風情を伝えてみます。
仕上げた花は、ざっくりとした和紙をまとめて花器に見立てたものにアレンジし、秋を愉しみます。

講座のお申し込み・お問い合わせは、小津和紙 一日体験講座のリンク先 (http://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html) までお願い申し上げます。

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一日講習会のご案内 「 鉄 線 」

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一日講習会のご案内「 鉄線 」
2016年 7月18日(月)海の日 10:00~12:00 
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ ) 
 
夏、涼やかなものを伝える鉄線(クレマチス)。濃い紫の花色のものを、花、葉、蔓と異なる性質の和紙で表し、生命感を表現します。千代紙の流水文様と色を生かして立体的に折った花包みと合わせ、和の趣にアレンジします。

講座のお申し込みは、小津和紙 文化教室の下記のリンク先 (http://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html) までお願い申し上げます。

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一日講習会のご案内「バラのフレーム飾り」

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一日講習会のご案内「 バラのフレーム飾り 」
2016年 5月3日(火) 10:00~12:00 
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ ) 
 
バラの季節に寄せて、原種のバラをイメージした立体的なボタニカルアートとしてアレンジします。野生種のバラの魅力を和紙で表します。開いた花の華やかさを引き立てる蕾の膨らみ加減の違いが、花の生命感を感じさせます。
今回は、朱赤の花弁とその裏が黄色の花色が鮮やかな野生種のバラ(ロサ・エグランテリア・ブニケアをイメージしたもの)を和紙の深みのある色合いと柔らかな質感を生かして表します。蕾のひとつひとつの開き加減に変化をつけ、花の生命感を引き出します。
白を基調とした和紙のフレーム、色紙に合わせ、壁面に掛けて絵として愉しんでいただける形に仕上げます。母の日のギフトとしてもよいと思います。

講座のお申し込み・お問い合わせは、小津和紙 文化教室の下記のリンク先 
(一日講習会のページ http://www.ozuwashi.net/learning )までお願い申し上げます。

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