一日体験講座のご案内 - あじさいのリース -
5月5日(月) 10:00~12:00
初夏。爽やかな色合いの和紙を使い、愛らしい『あじさいのリース』を色紙にアレンジし、そのまま立てて飾っていただける形に仕上げます。板締和紙の色合いと風合いの生かし方、色紙、短冊を使った新たなアレンジの提案なども講座を通じてご紹介いたします。色紙サイズは寸松庵色紙(豆色紙)の大きさです。
http://www.ozuwashi.net/index.php) 小津文化教室(東京日本橋)
講習につきましての詳細、お申し込みは下記のリンク先 、小津文化教室 (一日講習会のページをご参照ください) http://www.ozuwashi.net/lecture までお願い申し上げます。
「参加イベント・お知らせ:Notice」カテゴリーアーカイブ
「越後屋呉服店」の立体表現
“Suruga-chou Echigoya ”
建物: 高さ.35cm/幅.60cm/奥行.35cm
(人形制作:岩井昌子作 建物・小道具:松山祐子作)
3月5日より3月11日まで日本橋三越本店本館5階、趣味雑貨倶楽部にて展示いただいております越後屋呉服店より制作当時の工程の一部を紹介いたします。浮世絵師奥村政信作の画「駿河町越後屋呉服店大浮絵」を元に、その様子を立体化したものです。
「駿河町越後屋呉服店大浮絵」が制作されたのは江戸享保期(江戸中期)。「浮絵」と呼ばれた西欧の線遠近法を応用して取り入れた独自の作風があります。立体化にあたり、初期浮世絵の限られた色遣いと遠近法により奥まで細かく描かれた店の中の様子をどう表現するかが課題でした。
実際に絵の通り立体化するとなるとかなり大掛かりなものになってしまいます。
そこで原作のシンプルな色遣いと店の奥行きを工夫し、浮世絵中の越後屋にできる限り近づくよう建物の骨格を決め、建物の大きさに合わせて中心人物の大きさを決めていきました。
画像は、核となる人形と建物を合せたもので、この後に制作する店の奥に入る人形の大きさや人形に持たせる小道具の大きさをこの段階で決めました。
作品の元になりました浮世絵(駿河町越後屋呉服店大浮絵)と完成した作品の画像と合せてご覧ください。
今回展示しております会場には、ドールハウス作家の本澤敏夫さん、江戸玩具の杉原茂夫さんの越後屋呉服店の作品が出品されております。越後屋呉服店の競演も見所のひとつと思います。ジオラマならではの臨場感をぜひ、会場にてご覧頂けましたら幸いです。
日本橋三越本店 本館5階 趣味雑貨倶楽部 3月5日~3月11日 午前 10:00~ 午後 7:00
菜の花のおひなさま
菜の花の妖精を黄色のグラデーションの和紙で表したものです。
NHK BSプレミアム「美の壺」の3月4日、午前11時から再放送されます「ひな人形めぐり」にて、番組冒頭と最後、またその間のいくつかのシーンで菜の花姫が登場いたします。素敵な映像に仕上げていただいております。ご覧頂けましたら幸いです。
また、番組ホームページにありますスタッフ制作日記 ( 2014年2/28 ひな人形めぐり http://www.nhk.or.jp/tsubo/diary/140228.html )にて菜の花姫を紹介いただいております。また、生きた菜の花を使った菜の花雛の制作工程も動画にて公開いただいております。参考にしていただけましたら幸いです。