和紙・折り紙:washi・origami」カテゴリーアーカイブ

「鶴飾り」

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正方形の折り紙2枚分(18cm角)を長方形(18×36cm)に裁断して
切込みを入れて折ったもので、講習いたします折り紙の一つです。
折り紙講習につきましては、こちらの記事をご覧ください。
http://blogs.dion.ne.jp/papercraft/archives/9680434.html
安定感がありますのでディスプレイにもおすすめです。
鶴は吉祥の飾りになりますし、季節を問わずに飾っていただけます。
使用した友禅紙はお正月向けに朱に松を描いた図柄のものです。
図柄の選び方で季節を演出できます。
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10月5日(火)~10月11日(月)
「京都老舗の会」
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「秋風に」

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秋風にたなびく雲の絶え間より もれいづる月の影のさやけさ (新古今集 左京大夫顕輔)
秋風が吹き渡り、空にたなびく雲の切れ間からもれる月の光のなんと清らかな明るさであろう。
雲母揉み(きらもみ)を料紙に使い、友禅紙で秋の野の情景を貼り合せました。
雲母揉みは、手で揉んで皺を寄せた揉み紙に雲母を引いたものです。
下地の草色が揉み柄(手で寄せた皺の線)に現れるところに味わいがあります。
草色の下地の揉み紙は楮の柔らかで温かみのある風合いをもっており、墨もよく馴染みます。
雲母の光沢によって秋の月の光を表わしました。
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「ふみ香 貝合せ」

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“Incens Fumika”

初秋を彩るクラフトフェアに向けて企画したものです。
手漉き和紙で包んだお香を貝の形の文香にしました。
貝の表面には季節感ある友禅紙や能千代紙などを使い、裏面は手漉き和紙を使っています。
1対1組になっています。
同柄で模様の出方の違うもの、秋草文様の組み合わせ、桜の文様の組み合わせ、春秋と対になる組み合わせ方など1組ごとに趣向を凝らしています。
蛤のかたちの台紙にのせて、景色を愉しんでいただけます。

初秋を彩るクラフトフェア
8月14日~8月18日 日本橋三越本店

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「兜飾り」

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“The boy’s Festival ornament”

和紙の折り紙で折った兜を兜飾りとしてアレンジした例。
折方は講習しているものと同じ形です。
兜には紗綾形(さやがた)文様を使いました。
紫に染められた和紙を袱紗に見立て、鍬形(くわがた)と呼ばれる部分と組紐を付け加えました。
金屏風と合わせて飾っていただくと兜飾りとしての重厚感が出ると思います。
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