黒褐色の花色が凛として気品を感じさせる黒百合。深みのある落ち着いた和紙の色合いを生かし、花の直径を1cmほどの大きさに縮小して表しました。
“Kamchatka lily”
立体感ある手毬形の紫陽花。小花の大きさを数ミリの大きさに縮小し、紫を基調とした和紙の取り合わせと浅緑の和紙により、しっとりとした花びらの質感と移ろいを表しました。
”Hydrangea”
蕾から刻々と優美に花姿を変化させていく花菖蒲。 初夏の水辺に咲く花は、すっきりとして清々しさがあります。花の風情を和紙の白色と柔らかさを生かし、縮小して表しました。高さは、鉢を含めて8cmほどの大きさです。
” Iris ”
初夏の水辺を彩る紫の花色が印象的なカキツバタ。 日本の初夏の風物として親しまれてきました。カキツバタの花色と伸びやかな葉の風情を1.5cm角の鉢に合わせ、和紙によって縮小して表しました。高さは、鉢を含めて7cmほどの大きさです。
” Iris ”
梅雨時の花、ドクダミ。白い花弁のようにみえる葉が変化した苞(ほう)が、緑の葉の中に浮かび上がり、目をひきます。素朴な野の花の風情を和紙の色合いとしなやかさにより、高さを9cmほどに縮小して表しました。
~花物語~ ”ドクダミ”
“Houttuynia cordata”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2018年 1月31日 (水) ~2月6日(火)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ
古来より春の野の花として親しまれてきたスミレ。繊細な花の構造を和紙の柔軟性と繊維の強さを生かし、1cm角ほどの大きさで表しました。
~花物語~ ”菫”
”violet”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2018年 1月31日 (水) ~2月6日(火)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ
春の野の懐かしさ、長閑さを伝えるレンゲソウ。繊細な構造の花と躍動感のある葉を数種類の和紙の取り合わせによって表しました。花径は2.5cmほど、高さは10cmほどの大きさです。
~花物語~ ”蓮華草”
“Chinese milk vetch”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2018年 1月31日 (水) ~2月6日(火)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ
夏から秋にかけて繊細で涼やかな花を咲かせるダイモンジソウ。名前の由来となった、「大」という文字を想わせる花びらのつき方に特徴があります。山や渓谷の岩場など湿気のある岩に生える山野草の風情を和紙の取り合わせと繊維の強さによって表しました。
~花物語~ ”大文字草”
“ Daimonjisou ”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2018年 1月31日 (水) ~2月6日(火)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ
春から夏へと向かう季節に清楚な白い花を咲かせるヤマシャクヤク。深山の清澄な気配を漂わせる花の趣をしぼ(皺)のある和紙の質感を生かし、縮小して表しました。花の直径は3cmほど、高さは9cmです。
~花物語~ ”山芍薬”
“Mountain peony”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2018年 1月31日 (水) ~2月6日(火)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ