未分類:Uncategorized」カテゴリーアーカイブ

椿に寄せて

今年も和紙による作品をご覧いただき、ありがとうございました。皆様には心より御礼申し上げます。
画像の作品は、白い一重の初嵐椿、柔らかな花色の秋の月椿を飾ったものです。
2006年より始めましたブログは、今年10年目を迎えました。これまでいただきました皆様の温かなメッセージ、励ましが支えとなりました。また、創作の力となっております。来年もよろしくお願い申し上げます。

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sakura-16-

一重の桜を省略した形で表したものです。3月19日の講座にて作りましたものを一輪挿しに飾ったものです。花数は控え、葉や蕾のつけ方、枝の表情のつけ方によって桜の風情を表現しました。少ない花数でも小枝の組み方によって立体的になります。懐紙や竹かごなどにあしらうなど飾り方によっても季節を演出していただけます。
”Cherry blossoms”

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染井吉野を飾る

someiyosino-2

染井吉野をイメージして和紙の色合いと柔軟性を生かして表した桜です。
3月12日に講習しました同じ形のものを陶器の一輪挿しにあしらった一例です。飾り方によって桜の趣が異なってみえます。また、蕾と開いた花の取り合わせ方で花の表情に変化を出していただけます。参考にしていただけましたら幸いです。

”Someiyosino”

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花うさぎ -すみれ-

hanausagi-sumire-1

花の妖精をうさぎの形で表したシリーズの一作。
春を告げる可憐な野の花、すみれ。紫、薄紫、白と濃淡のある和紙ですみれの花色をイメージしました。
柔らかな質感のグラデーションの和紙によってすみれの花の精を表しました。

“Flower Rabbit”(Violet)

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すみれ

sumire-16-2

和紙の色合いの変化、和紙の光沢感、柔軟性を生かしたすみれ。
2月11日に講習しました形の和紙によるすみれをガラスの器にあしらった一例です。萼片(がくへん)は省略し、花びらのつき方ですみれの特徴を表しました。ブーケにまとめたり、和紙の彩と草丈の高低の変化、花びらの開き方の微妙な違いをつけることで花の生命感を表現していただけましたら幸いです。

”Viola mandshurica”

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クリスマスローズ

c-rose-2

冬の寒さに耐えて、うつむき加減にひたむきに咲くクリスマスローズ。和の空間にも合う花です。
11月3日の講座(小津和紙)にて講習しましたオーソドックスな一重の花をブーケにアレンジしたものです。清楚な花を和紙の持ち味を生かし、表しました。和紙のしゃきっとした風合いは、花の生命感を伝えてくれるように思います。
次回、和紙の花の講座は2月に「すみれ」を予定しております。

”Christmas rose”
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薔薇

rose-15-

秋の薔薇の季節。真紅の薔薇をしぼ(皺)の加工された厚みのある強制紙の質感と深みのある色合いで表しました。真紅の花を引き立てる葉には、楮の染紙の自然な光沢感を生かしました。

“Rose”
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紫陽花

ajisai-15-a

雨を受けて、いっそう輝く紫色の紫陽花。紫の花色は、しっとりとした趣があります。
梅雨の季節を彩る花を楮の数種類の和紙を使い、染色の濃淡の変化と光沢感で表しました。
葉には、しぼ(皺)のあるやや厚みのあるしっとりとした風合いの和紙を使い、葉脈がはっきりとした特徴を表しました。

”Hydrangea”

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