新緑が爽やかな季節。紫の花房が木々の緑に映え、風に揺れ動くさまは優美です。長い花房を和紙の紫の濃淡の変化によって表し、短冊にあしらいました。
”Wisteria”
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5月5日の端午の節句に向けた掛け飾り。
端午の節句は、香気のある菖蒲の葉の生命力に託して邪気を払ったことから菖蒲の節句とも呼ばれます。菖蒲と同じく香気のある蓬、紅白の皐月(さつき)を和紙の取り合わせによって表し、色紙にあしらいました。
“Boy’s Festival”
愛らしい花色で春の華やぎを伝えるカイドウ。紫の花柄につく薄紅の花びらと濃紅色の蕾のコントラストが艶やかです。可憐な花の風情を和紙の多彩な色合いを生かして表しました。
“Flowering crab applle”
清楚で繊細な花と柔らかな細葉が清々しい山野草、ヒメシャガ。小さな薄紫の花と蕾を和紙の薄口の落ち着いた色合いによって花の風情を表し、色紙にあしらいました。
” Iris gracilipes”