「源氏物語絵巻 第三十六帖 柏木」

genji_kashiwagi

“Genji Monogatari no.36 Kashiwagi”
柏木は源氏に女三宮への想いを知られて以来病の床についていましたが、女三宮の出家を知り重態に陥ります。
見舞いに来た親友の夕霧に源氏へのとりなしと妻の落葉宮(女二宮)の後見を頼み、はかなく消え入るように亡くなりました。
(12×13.5cm)


「源氏物語絵巻 第三十六帖 柏木」」への6件のフィードバック

  1. mojizurisou

    とても美しいですね。源氏物語絵巻の雰囲気を充分もちながらも モダンで粋でお洒落です。素晴らしい♪
    これはぜひぜひ ネット仲間展でも拝見したいです。

  2. hirono

    すごく繊細な作品ですね。
    おはなしを読むと悲しい物語と作品の持つ雰囲気がよく合っていて素晴らしいなと思いました。

  3. Ayu

    こんばんは~☆
    繊細で綺麗な作品ですね
    ぜひ、本物を見てみたいですが、作品展は
    東京ですよね。。
    ねっと仲間展ってなんでしょうか??

  4. ymatsu

    もじずり草さん
    ありがとうございます。
    「第三十四帖 若菜(上)」と対になるような作品です。
    若菜で登場した女三宮は桜と几帳の可憐で明るい雰囲気で表わしていますが、女三宮の想いによって死より他に途がない柏木の運命を暗示させています。
    同じ几帳と桜を使っていますが、桜の散り行く様は柏木のはかない一生に相応しいと考えました。
    もじずり草さんにそういっていたでけてうれしいです。
    和紙画も花色紙も絵筆で描いてませんが(一部は絵筆で描くこともあります)、絵として見せるという考えで制作したものですので参加してみたいと思います。
    hironoさん
    ありがとうございます。
    色の使い方の違いで死を表現する難しい場面でした。
    複雑な背景があり、これから先の物語の展開でも重要な場面です。
    一つの画面からいろいろと創造を膨らませられる表現は答えがないのも苦しいですが、次へのステップに繋がるものと思います。
    桜の花びらを金・白・淡いピンクで柏木の死の運命を感じとっていただけたらと思います。
    Ayuさん
    ありがとうございます。
    2004年に大阪三越『祭の絵巻展』http://kakky.vivian.jp/duo/archives/2004_07.html という展示会に参加して和紙画の作品や前に記事でupした「駿河町越後屋」(立体造形)を展示したことはあります。
    今のところ関西方面での展示の予定はありませんが、花色紙でしたら京都の森田和紙http://www.ichi.jp/washi/
    にて桜や紅葉などの一部の作品は置いてありますのでご覧いただけると思います。
    ネット仲間展 http://www.x7net.com/~kitasan/
    は私も毎回拝見しているだけで参加したことはないので詳しいことはご説明できませんが、LOVELOGのサイトの方々が作品を投稿して絵画展をやっています。
    画家の先生方や趣味で絵を描かれている方など多数の方が毎回参加して意欲的で個性溢れる楽しい企画です。
    ぜひ、そちらも一度ご覧になってください。

  5. もじずり草

    立春を前に駆け込むように寒波の到来ですね。こちらでも山間部は 50cmくらい積もっているようです。
    わが実家の荒れ庭から「蓬生」の図ばかりが気になっていた源氏物語絵巻ですが 昨秋 復元された絵巻展の会場で求めた図録で「柏木」一~三を改めて見ました。
    女三の宮も柏木もそしてその後の夕霧も 桜のような美しさとはかなさと…という運命なのですね。人々の複雑な胸中を几帳の重なりで感じるような気がいたします。
    材料(友禅和紙)のよさと色の分量の組み合わせが 素晴らしい色紙絵を ネット仲間展で拝見させていただき有難うございます。

  6. ymatsu

    もじずり草さん
    ありがとうございます。
    私も国宝の源氏物語絵巻と復元された絵巻を五島美術館で見ました。
    復元された絵巻の色鮮やかさに驚きました。
    蓬生も好きな場面です。
    国宝の源氏物語絵巻では、几帳越しに横たわる柏木と夕霧が描かれていました。
    画面には描かれていませんが、源氏や紫の上もそれぞれに深く苦悩を抱えています。
    幸せの絶頂も束の間のことで、桜の花が散るようにはかない夢のような出来事だったと思っているのではないでしょうか。
    それぞれの想いをこの作品から感じていただけてうれしく思います。

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