美濃和紙の里会館の過去の企画展より、「美濃の昔ばなし」を見ていただいてまいりました。
今回が最終回です。
画像は「十二支の始まり」の展示の様子です。
美濃の昔ばなし2でも申し上げましたが、十二支のお話は美濃の昔ばなしではありません。
年頭ということ多くの方に知られているお話ということでの展示となりました。
お話は3場面で構成しました。
主役のねずみの表情が活かせるよう、大きめにしています。
人形の作品は展示の仕方、会場の雰囲気で臨場感の出方も違ってくるように思います。
こちらは神様のところに十二支が揃い、新年になり宴会が始まった場面です。
作品の台の下には美濃で作られた緑の和紙を敷いていただいています。
雲竜紙といい、楮の長い繊維を散らせて漉き込んだ和紙です。
画像からも楮の繊維が浮かび上がって見えています。